ひとり旅をしていて毎回頭を悩ませるホテル事情。安くあげたい時はゲストハウスを使う手もありますが、他の人と同室で気を使う必要があったり、安全面でも多少の不安があったりします。
そんな時は、低予算でもプライバシーがある程度守れるカプセルホテルを選ぶ方も多いのではないでしょうか?
ですが、カプセルホテルは男性ばかり、狭い、汚い…というイメージが強く、なかなかチャレンジしにくいと思います。しかし、最近はカプセルホテルのイメージを払拭する、オシャレで快適な女性でも気軽に泊まれるカプセルホテルも増えてきています。
そんなカプセルホテルに潜入してきました。
今回は、2016年に赤坂駅前にオープンしたばかりの「ファーストキャビン赤坂」に泊まってきました。
「ファーストキャビン」とは「飛行機のファーストクラスのように快適な空間を提供する」というテーマに沿ったカプセルホテルで、東京都内では羽田空港・秋葉原・愛宕山・赤坂・築地にあり、一泊5,000~7,000円で泊まれます。
フロントスタッフのユニフォームも、まるでキャビンアテンダントのようにびしっとスーツで決めていて、対応もエレガントかつ丁寧。これは期待できます。
事前に予約していた名前を告げると、カードキーとセーフティボックスの鍵を渡されます。
フロントは2Fにあり、同じフロアにカフェも併設しています。エレベーターに乗って指定された階へ行きますが、エレベーター自身もカードキーをかざさないと動きません。外部から宿泊者以外の人が入れない仕組みになっているのです。
さらに指定されたフロアについてわかったのですが、フロアは女性・男性それぞれ専用フロアとなっており、フロアに入るのにもカードキーが必要なので、異性が入ることはありません。これは安心できますね。
部屋は「ファーストクラス」と「ビジネスクラス」に分かれていて、今回は「ビジネスクラス」に泊まりました。フロア全体は明るさを抑えて落ち着いた雰囲気です。
部屋の広さは2.2平方メートル、高さは3メートル程度、ベッドの上に立っても頭が天井にぶつかることもなく、カプセルホテル特有の圧迫感ゼロ。インテリアもシックで落ち着いた高級感にあふれています。
ベッド左側にはセーフティボックスがあり、縦横20×40、深さは30cmくらいあります。ベッドに寝転ぶと視線の先には32型TVがあります。wifiも完備。
ちらりとファーストクラスものぞいてみると、小さなテーブルがあり、スーツケースなどもそのまま置いておけそうな、カプセルホテルとは思えない、ゆとりのある作りでした。
ファーストキャビン赤坂店は地下に大浴場もあります。客室とはうって変わって、白を基調とした明るく清潔感のある浴場で、簡単に入浴をすませたい方には、シャワールームも3つありました。
アメニティもボディソープ、シャンプー、コンディショナー、身体を洗うタオルまでついています。さらに洗面スペースにはヘアブラシはもちろん、ドライヤー、ヘアアイロン、化粧水、乳液まで備えられています。
チェックインは24時間OK、チェックアウトは10時となっていますが、1時間1,000円程度で延長も可能です。
予算を抑えてもプライベート空間でゆっくり休みたい、そんな時は、ファーストキャビンのような新スタイルのカプセルホテルがおすすめです。
ホテル情報
- 料金:一泊5,000~7,000円
- アクセス:赤坂駅から徒歩1分
- URL:https://first-cabin.jp/locationlist/akasaka.html
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