現代建築

【駿河台】まるで海外にいるような美しさ「ニコライ堂(東京復活大聖堂)」を見学する

ニコライ堂

日本最大のビザンチン式建造物として有名な東京復活大聖堂、通称ニコライ堂に行ってきました。

最寄り駅はJR中央線のお茶の水駅。聖橋口を出て歩くこと5分で、白い壁とグリーンのドーム型屋根が印象的なニコライ堂に到着します。

ニコライ堂

ニコライ堂の歴史は、今から133年前の1884年まで遡ります。神田駿河台にあった定火消の役宅跡を購入し、建築が始まったのが1884年で、竣工は、7年後の1891年になります。

そこから、1917年のロシア革命によって、後ろ盾であるロシア正教会の支援を失い、1923年の関東大震災で上部のドームが崩落、建物自体も火災に見舞われ、土台とレンガの壁だけが残りました。

瓦礫と化したニコライ堂の復興計画が4年後の1927年に始まり、再度大聖堂が完成したのは1929年です。幾度もの苦難を乗り越え、在りし日の姿を現在でも見られるのは、信仰熱心な日本人正教徒の方々のおかげだと言えます。

ニコライ堂

そんなニコライ堂は、駅から徒歩5分という賑やかな場所に立ちながら、一歩中に足を踏み入れると、静かで穏やかな空気が流れています。その理由の1つが、きれいに手入れされ、咲き乱れる花々たち。

花々

入り口には紫色の房状の花、大聖堂の入り口には、手入れされた植え込み、柵には、つり下げ型のプランターに数種類の花が植えられており、11月だと言うのに、色とりどりの花が咲き乱れていました。

ニコライ堂と花

大聖堂の入り口上部には大きく描かれたイエスキリストの姿、いくつも見える窓にはステンドグラスがはめ込まれています。

イエスキリストの姿

そして、大聖堂の向かって左には大きな八端十字架が置かれています。

八端十字架

8カ所の端があることから、八端十字架と呼ばれており、日本の正教会はロシア正教会から来たものなので、自然とロシア正教会でよく使われるこの十字架が伝わったと言われています。

大聖堂の外側だけでも一見の価値がありますが、信者の方以外でもこの大聖堂の中に入り見学(有料)をすることができます。

ただし、見学者が入ることができるのは限られ、中での撮影は不可となっています。ですが、祭壇や大きなシャンデリアなど、なかなか普段触れることがない正教に触れるチャンスなので、興味のある方は300円を払ってでも中をご覧になることをおすすめします。

その際は、あくまでお祈りの場所であることを忘れず、信者の方の邪魔をしないよう、ご注意ください。

そして、大聖堂の左手には、大聖堂教会事務所があります。

大聖堂教会事務所

正教会訳聖書やイコン、ポストカードなどの頒布品を入手することができます。

また、美しい大聖堂はもちろんですが、その周りを囲んでいる関係建物も忘れずにチェックすることをおすすめします。大聖堂と同じような白い壁にグリーンの屋根や扉をしており、とてもかわいらしい建物となっています。

かわいらしい建物

東京の下町、江戸っ子の街と言うイメージの神田~お茶の水エリアにあるニコライ堂は、日本にいながら海外にいるようなちょっと不思議気分になれる場所でした。

旅データ

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アオイ
「え?なんでそんなところ行くの?」と言われるような隠れスポットを求めて、ひとり旅をしています。好きな時に好きな所へいける楽しいひとり旅のお手伝いを、歴史・廃墟・マイナースポット・お酒好き目線でお届けします!