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【目黒】日本ではここだけ!キモカワ(?)な博物館「目黒寄生虫館」

寄生虫館

日本に一つしかないキモカワ(?)博物館と言えば、目黒にある「寄生虫館」です。

寄生虫と言うと、それだけで逃げ出してしまう人もいるかもしれませんが、日本でここにしかない!と聞くと怖いもの見たさで言ってみたくなりませんか?

と言うことで、おそるおそる・・・行って来ました。(リアルな寄生虫の写真はありませんのでご安心ください)

寄生虫館

JR山手線の目黒駅から歩いて10~15分の所にある、公益財団法人目黒寄生虫館はこじんまりとした作りです。中に入ると左手に、設立者である医学博士亀谷了(カメガイ サトル)氏の経歴や、寄生虫館の歴史があります。

案内板

この施設は、なんと亀谷氏が私財を投入して作られたもので、しかも1953年の設立から今日まで入場料はなんと無料!これは亀谷氏に感謝ですね。さあ、右手奥にはめくるめく、寄生虫の世界・・・心の準備はよいですか?

まだ準備ができない人のために、かわいらしいスタンプが押せるコーナーも入り口右手にあるのでご紹介します。ここでスタンプを押して、心の準備をしてください。

スタンプ

施設は1階と2階の2フロア。1階は寄生虫の多様性をテーマに、さまざまな寄生虫が展示されています。展示棚には透明なガラス瓶が並び、その中にさまざまな寄生虫が収納され、展示されています。

展示棚

遠くからみるとブルーの背景に透明なガラスが反射して、きれいと言えばきれいです。

これは「フタゴムシ」という寄生虫で、ここ目黒寄生虫館のロゴマークにもなっています。2匹の寄生虫が1つにくっついているので「フタゴムシ」と呼ばれますが、ハート形か蝶の形に見えてきませんか?

フタゴムシ

フタゴムシの反対側の壁には、人間の身体のどこにどんな寄生虫が寄生するのかを表した図があります。

寄生虫の図

2階は、「人間と寄生虫」をメインに展示をしています。ここで見ておきたいものはこれです!

サナダムシ

8.8メートルのサナダムシです!コレは実際に人間の身体に寄生していたもので、それを取り出して展示しています。8.8メートルはビルの約2.5~3階分に相当するので、その長さにびっくりすると思います。

そんなものが身体に入っていたのかと思うと、ちょっとぞっとしますね。8.8メートルのサナダムシの隣には、8.8メートルのヒモが自由に触れるように吊されているので、身体に巻き付けてみたりして、8.8メートルを体感するのもおすすめです。

2階の奥にはミュージアムショップがあり、さまざまなグッズが販売されています。

寄生虫プリントのTシャツや、ランチタイムにちょうどよさそうなサイズのバッグ、クリアファイルや、キーホルダーなどここでしか買えないグッズがたくさんありました。

日常生活では目にする機会は少ないですが、ある意味身近な存在の寄生虫について、少しだけ詳しくなれるかもしれません。ぜひ怖いものみたさ、話のネタに行ってみてはいかがでしょうか?

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