年の瀬の賑わいを見せる浅草。人力車のお兄さん達も普段の倍くらい溢れている気がする…そんなこの町の一番の観光名所、『雷門』に行ってきました。
雷門は天慶5年(942年)平公雅(たいらのきんまさ)によって創建されたのが始まりで、向かって右に「風神」左に「雷神」を祀っています。
正式名称は風雷神門と呼ばれ、提灯の裏側には正式名称が描かれています。
風神雷神は浅草寺を風水害や火災から守ってくれる、また五穀豊穣などの意味合いもある神様だそうですね。
ところで、こんな巨大な提灯、なかなか見ることはありません。その重量はなんと700キロ!吊っていられることが驚きです。また、風雨の日や祭りのときには折りたたまれるそうです。
1865年(慶応元年)田原町の大火で雷門は消失し、雷門が100年あまり存在しない時代もあったようです。それを再建したのはパナソニックの創業者松下幸之助だそうで、私費で再建をされたそうです。
提灯の下の部分には「松下電器」、そして裏側の下の部分には彼の名前が刻まれています。
毎夜必ずこの場所はライトアップされるそうです。そんな時間に訪れてみるのもなおさら厳かな雰囲気なのだろうなと思います。浅草名物「雷門」、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
旅データ
- アクセス:浅草駅から徒歩5分
- URL:https://www.senso-ji.jp/guide/guide01.html
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