寺社

【浅草】夏の風物詩「ほおずき市」で下町の情緒を堪能する

ほおずき市

外国人観光客もますます増えている浅草。日本らしい、下町の雰囲気が魅力です。毎年7月に開催される縁日“ほおずき市”を目当てに、「浅草寺」を訪ねました。

銀座線の浅草駅を降りると、もうそこはたくさんの人が行き交う雷門通り。浴衣姿の人、外国からの観光客、いろいろな人が浅草寺に向かっています。

たくさんの人

やっぱり大人気の写真スポット「雷門」。この大提灯、高さ3.9m、重さはなんと700kgもあるそうです。浅草といえば連想される、シンボル的な存在ですね。

雷門

仲見世通りを抜けて参道を進むと、浅草寺の門が見えてきます。

浅草寺の門

参道の両脇にはほおずき市の屋台が並びはじめました。売り子さんの格好も気合いばっちりです。

ほおずき市の屋台

朱色の実と、緑の葉のコントラストが美しいほおずきの鉢。屋台には風鈴が吊るされ、風に吹かれた涼しい音が、さらに雰囲気を盛り上げてくれます。

ほおずきの鉢

この「ほおずき市」は、毎年7月9・10日に開催されています。7月10日に参拝すると、4万6千日お参りしたのと同じご利益があるとされ、昔から多くの参拝客が訪れる日だそうです。

ほおずきの鉢は、どのお店でも同じ値段、1鉢2,500円で販売されていました。こんな風に鈴なりの枝で、ほおずきを売っているお店もありました。

境内にもたくさんのお店が立ち並び、なんと100軒ほどあるそうです。売り子さんの威勢のいい声と、そぞろ歩きの人たち。日本の夏らしい素敵な風景でした。

お店

鉢はどれも同じ値段なので、アピールポイントは実の大きさや、葉ぶりの良さ。これから色づく実があれば、ながく楽しめるそうです。

色づく前の実

もちろん、食べものや、金魚すくい、お祭りの屋台もたくさん出ていました。外国人観光客の方にとっては刺激的な日本体験なんだろうな、と思いつつ私もわくわくしながら散策しました。

金魚すくい

縁起物のほおずきをぜひ鉢で買って帰りたいところだったのですが、旅のお供には少々重たいので、袋に入ったかわいらしい実を購入しました。

ほおずき

今も昔もきっと変わらない、ほおずき市の風景。夏らしい浅草の風物詩を堪能できました。

旅データ