東京神保町(じんぼうちょう)。
ここはノスタルジー溢れる昭和の風景が街のところどころに今も点在しています。丸眼鏡をかけた文学好きのおしゃれな大学生が好きそうな古書店に、読書にぴったりの老舗喫茶店。そんなレトロな街にお出かけしました。
まず腹ごしらえに訪れたのがカレー屋。この町はカレー屋がたくさんあります。私が入ったのは欧風カレーカヴィアル。
カレーを魔法のランプみたいな形のソースポットに入れて出してくれるお店って本当にカレーにこだわってるんだな、って感じがします。
付け合わせに小玉のジャガイモが備えられています。バターと一緒に食べるこのジャガイモもほくほくでおいしいんです。ここ以外にもカレー屋がたくさんあるので巡ってみるのも楽しそうです。
次に向かったのは矢口書店。
こちらは大正7年創業。映画・演劇・戯曲・シナリオといった専門書ばかりを扱った古書店です。店内にも外側にも天井まで重なった書籍の数々。
雑誌『シナリオ』を探しにきた私。昭和創刊の古いものもあり、好奇心くすぐられる楽しい専門古書店です。きっと映画・演劇マニアはわくわくしますよ。
続いてこちらも有名な純喫茶さぼうるへ。
昭和30年創業の老舗喫茶であるさぼうる。山小屋のような入り組んだ店内で、階段を上った中2階のテーブルに座りました。秘密基地のような作りでワクワク。休日は外に列ができて20分くらい待つことも。
今回は人気のイチゴの生ジュースをオーダーしました。
並々と入ったイチゴジュースは甘すぎずさっぱりしています。付け合わせにピーナッツが出されました。今回は食べませんでしたがピザトーストも人気のようです。
山小屋のような独特の雰囲気をだす店内。名作文学片手に長時間滞在したくなりますね。ちなみ、コーヒーは1杯400円です。
スマホの電源はオフにして、静かに活字を読みたいなんて思ったとき、神保町に来るといいかもしれません。
旅データ
欧風カレーカヴィアル
- 営業時間:11:00~22:00(年中無休)
- アクセス:神保町駅(A7出口)より徒歩すぐ
- URL:https://www.gavial1982.com/
矢口書店
- 営業時間:10:00~18:30(金・土曜日のみ19:00まで/年中無休)
- アクセス:神保町駅(A6出口)より徒歩3分
- URL:https://homepage3.nifty.com/yaguchi/
純喫茶さぼうる
- 営業時間:9:00~23:00(日曜休み)
- アクセス:神保町駅(A7出口)より徒歩すぐ
- URL:https://www.navi-bura.com/main/view/main_ca_1/sub_ca_9/0/00172/0/