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【銀座】貴重な台本やシナリオなどを約45万点所蔵!映像・演劇の専門図書館「松竹大谷図書館」

松竹大谷図書館

東銀座駅近くにある銀座松竹スクエアビル。

銀座松竹スクエアビル

今回はこのガラス張りの洒落たビルの3階にある映像・演劇の専門書を取りそろえた松竹大谷図書館を訪ねました。

図書館

松竹大谷図書館は、松竹株式会社の創立者の一人である大谷竹次郎氏が、昭和30年に文化勲章を受章したのを記念して開館した図書館で、市販されていない演劇の台本、映画シナリオなど、約45万点に及ぶアイテムを所蔵しているそうです。

エレベーターで3階にあがるとすぐ目の前が図書館の入り口になっています。

図書館の入り口

利用方法は、まずロッカーに筆記用具以外の荷物を預け閲覧室に入ります。

閲覧室

普通の図書館のように自分で本を手にとって探す仕組みではありません。閲覧室内の目録もしくは検索システム(パソコン)から、読みたい資料を探し、資料請求票に記入し、それを職員の方にお伝えすると、読みたい資料を持ってきてくれます。

今回初訪問の私に職員の方が丁寧に利用方法を教えてくださいました。図書館のシステムを知らず、訪問したらあれこれ手にとって本屋さんのように資料を見られると思っていた私は何を借りてみようかな…?と悩んでしまいました。

そんな私に職員の方が、「ジブリの脚本もありますよ!」と、「天空の城ラピュタ」の一式をおすすめしてくれました。資料請求をししばらくすると、職員の方がシナリオ準備稿、プレスリリースの冊子、映画のパンフレットの3点セットを閲覧させてくれました。

始めてみるジブリのシナリオ。ラピュタの世界観ってここまで事細かに作られているんだと感動しっぱなしで読みました。プレスリリース用の冊子は一般客の手には届かないものなので、これもまた貴重な資料でした。

ビルの1階にはカフェスタンドもあり、こちらの大階段に座ってコーヒーを飲んでいる方もいました。

大階段

映画好きはもちろん、映画が特に好きでなくても楽しめる図書館。平日のみの開館ですが、ふらりと訪れて昔の演劇や映画の脚本をゆっくり読んでみるのはいかがでしょうか。

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