駒込駅から歩いて10分ほどのところにある、六義園(りくぎえん)は都内とは思えないような、自然を満喫できるお散歩スポットです。
毎年秋になると、六義園は紅葉のライトアップをし夜間観覧を実施しています。
夜20時頃に入場しましたが、大くの方が観覧にきていました(京都の紅葉と比べたら全然少ないですけど)。特別な時期のためか、土産店の出店もありました。
正面口にはスタンプ台あります。これはこの時期じゃなくてもありますが、お土産に押していきます。
六義園は江戸時代の川越藩主柳沢吉保が作った「回遊式築山泉水」と呼ばれる庭園です。
明治に入ってからは三菱の創業者である岩崎彌太郎の別邸となりましたが、1938年には岩崎家のものから東京都のものとなり、1953年に国の特別名勝に指定された重要な文化財です。そんな歴史を丁寧に説明してくれるパネルも設置してあります。
そして早速ライトアップの紅葉を見学。入り口の木も黄色に色づいています。
中はさりげないライトアップで明るすぎないです。こちらにはまだ紅葉しきっていない木がありました。緑と赤の色合いもまた素敵ですね。
そしてこちらはメインの観覧スポット。ライトアップされた赤や橙の木々が池に移りこんでいる様がとても美しい光景です。多くの方が写真を撮影したり、光景に見入ってました。
その先にある滝見茶屋のライトアップ。小さな滝があり、ちょろちょろと流れる美しい水の音を聞きながら紅葉を見ることができます。日中行くと滝見茶屋まで入れますが、夜は遠くから眺めるようになっていました。
ちょっとお腹が空いた場合は六義園内で団子や甘酒などを食べられます。こちらのお団子屋にはずらりと行列ができていました。おしょうゆのいい香りが漂います。
他にも座りながら庭園を眺められる茶屋が何軒かありますが、営業時間が20時までくらいまでなので、ゆっくりと訪ねたい方は日没から見るのがおすすめです。
東京にいるとは思えないひと時、お仕事帰りでも十分見学できるので、ぜひ訪ねてはいかがでしょうか。
旅データ
- 入園料:300円
- アクセス:駒込駅から徒歩10分
- URL:https://www.tokyo-park.or.jp/park/