寺社

【自由が丘】おしゃれな街のオアシス「熊野神社」で自由が丘の命名の由来を知る

自由が丘熊野神社

洒落たセレクトショップやおいしいスイーツの店、それから旨いラーメン屋もたくさんある街、自由が丘。ここに都会のオアシスという言葉がとてもお似合いの神社があります。

それがこの自由が丘熊野神社。

自由が丘熊野神社

いつも参拝客で絶えないこの神社に、自由が丘への買い物の途中、参拝してみることにしました。

熊野神社

樹齢も長いであろう大きな木々が生い茂るこの神社。商業施設が次から次へとできるこの町に残る貴重な自然です。

大きな木々

熊野神社という名前は平安時代に流行った熊野信仰から来ているようです。創建年代の詳細はわからないようですが、この地の村人が和歌山へ熊野詣をして御分霊を持ち帰ったことが建立のきっかけとなったようです。

鳥居

この先に栗山久次郎という人物の銅像がありました。

栗山久次郎の銅像

この方地を「自由が丘」とすることになったきっかけを作った人物だそうです。自由が丘は明治時代農道があるだけの田舎でした。そんな地で栗山久次郎は区画整理を行ったり長年村長を務めた、大変人望の厚い方だったようです。

石碑

もともと「自由が丘駅」は「九品仏前駅」という名前だったそうですが、ある日この場所に「自由が丘学園」という教育施設が開校しました。

その教育理念に賛同した栗山が土地を学園に貸し与えたことで「自由が丘の祖」と呼ばれ、この地が自由が丘と呼ばれるきっかけを作ったそうです。

そんなこの場所の歴史が垣間見れる神社の社殿に参拝。

社殿

自由が丘の原点を知れるスポットでした。

参道

旅データ