恵比寿と渋谷、住みたい街と若者の街のちょうど真ん中に渋谷区立ふれあい植物園があります。
恵比寿と渋谷の両駅から歩いて10~15分、明治通りから少し入ったところにある3階建ての建物です。入り口で入園料の100円を払って中に入ると…
「ポケモンがあらわれた!」 ここでも人気のポケモンGOにあやかって、くさポケモンの元になった植物をピックアップしていました。
その奥は、3階まで吹き抜けになっており、ガラス張りの窓から差し込む光でとても明るく開放的です。案内路に沿って歩いて行くとさまざまな植物が植えられています。
1階は南国の植物が多く植えられているようです。そして、南国の植物と言えば・・・バナナ!
本物のバナナがあります!しかも実がなっています。熟した実はスタッフの方が食べるのかなあ。
バナナが木になっている様子はTVなどでは見ますが、実物を東京の渋谷で見られるとは思いませんでした。バナナに気を取られていると、その足元にはなんと、ラフレシアが!
ラフレシアは、東南アジアからマレー半島にかけて分布する世界一大きな花で、その直径は約1mにもなります。
赤い肉厚な花からは腐敗臭がしており、その匂いを好む虫が花粉を運び受精するという、なんとも見た目も性質も独特な花です。・・・が!ここにあるのは模型でした。
気を取り直して、緩い螺旋階段を登って2階へ。2階には期間限定の特別展示「世界のナッツ展」が開催されていました。世界地図と共に各地で採れるナッツが紹介されていました。今話題のタイガーナッツも!
その先にはワークショップルームがあり、予約不要でワークショップに無料参加できます。(ただし、混雑時は順番待ちです)この日は「シュロの葉を編んで籠を作ろう!」でした。
中には20人くらいの参加者とスタッフのおばさま方がいらっしゃって、アットホームな雰囲気でした。スタッフのおばさまは地元に住んでいる方が多く、ボランティアで参加されているそうです。
空いている席に座ってそばにいるスタッフの方にやり方を教えてもらいましたが、意外と難しい!
隣には小学生くらいの女の子がいて、その子に教えてもらいながらなんとか形が見えてきました。
慣れると楽しいですね。最後は籠の形にして出来上がり!
30分くらいでできました。なかなかいい出来です。出来上がったものは貰って帰ることができます。教えてくれた女の子にも褒めて貰ってご機嫌で、ワークショップルームを後に。そして3階へ。
3階はテラスがハーブガーデンとして解放されています。こじんまりしたテラスにところせましとたくさんのハーブが植えられていて、いい香りがします。
1階から3階まで満喫して、ワークショップ含めて1時間もあれば楽しめるこじんまりした植物園でした。100円で楽しめる渋谷の植物園、ゆっくりと癒されに行ってみてはいかがでしょうか。
旅データ
- 入園料:100円
- アクセス:JR渋谷駅新南口から徒歩5分
- URL:https://www.botanical-fureai.com/