住みたい町人気ランキング常連の吉祥寺。おしゃれなカフェや雑貨屋と、昔からある居酒屋や喫茶店、食堂など新しい物と古い物が混在して、独特の雰囲気を出している町です。
また、駅から5分も歩けば、井の頭公園と言う大きな公園があり、都営の動物園もあり、若い人から家族連れまで老若男女が楽しめる町でもあります。
そんな吉祥寺に来たら必ず食べてほしい食べ歩きフード「サトウのメンチカツ」をご紹介します。
正式名称は「国産和牛専門店さとう」という精肉屋さんで、仕入れから脱骨・肉の整形などすべてを自社で行い、自社店舗での販売までを一括して行っていることから、肉へのこだわりは特別です。
そんな精肉屋の看板メニューが「元祖丸メンチカツ(220円)」です。このメンチカツを買い求める人の行列が、ある意味吉祥寺の名物となっています。
さっそく行列に並びます。お店の前に2列で並びますが、列を整理してくれる店員さんからこのカードを受け取り、購入まで読んでおきます。
また、このカードは並んでいる人とそうでない人を見分けたり、横入りを防ぐ役目もあるようです。裏面にも注意書きがあります。
買ってすぐに食べると、中まで火が通ってないことがあるそうです。5分くらいお預けなんですね。また、購入個数にも制限があるようです。平日は1人20個まで、土日祝日は1人10個まで。この個数制限から人気なのがよくわかります。
休日は20人くらいは普通に並んでいますが、購入するだけなので回転も早く、10分も待たずに順番が回ってきます。
「メンチカツ3つ!」と注文したところ、「5つ買えば、1つ180円になりますよ」と言われましたが、そんなに食べられないので、おとなしく3つ購入しました。
すぐ食べる場合は、紙袋に入れてそのまま渡してもらいますが、お持ち帰りは紙袋をさらにビニール袋に入れて渡してくれます。元祖丸メンチカツ、ゲットです!
熱がこもるためか、中の紙袋の口は空いていました。ですので、この時点で肉と油のおいしいにおいがぷ~んと周囲に漂います。すぐに食べたい気分をぐっと堪えてお家で頂きます。
このメンチカツを井の頭公園のベンチで食べるのもいいですね。ここから歩いて5分程度で井の頭公園に着くので、着く頃には中まで熱も通って食べ頃かもしれません。
さあ、実食です!
直径5cmはありそうな丸々しいメンチカツです。はしで持ち上げてみるとずっしりと重く、中身が詰まっていることがわかります。中を割ってみるとミンチ肉に混じって、大きな肉の固まりがゴロゴロと出てきました。タマネギのみじん切りもいいアクセントです。
一口かじると外の衣はカリカリ、中のじゅわっとした肉汁のうま味が口中に広がり、油の香ばしさと一緒に鼻から香りが抜けていきます。これは、うまい!!!!とても肉々しい!そして、食べ応え抜群!
1つたべたら十分満足できるボリュームです。だけど、2つ目も食べたくなる、後を引くおいしさ・・・。若い頃なら、迷わず2つ目も食べてたなあとちょっと遠い目をしてしまいました。
この「国産和牛専門店さとう」では、隣にレストランも併設しており、和牛ステーキなどが食べられるようなので、お時間のある方はそちらも合わせてお楽しみください。
旅データ
- アクセス:JR吉祥寺駅北口から徒歩1分
- URL:https://www.shop-satou.com/shop/kichijouji1/index.html