現代建築

【赤坂】国賓を迎え入れる洋館「迎賓館赤坂離宮」を見学する

迎賓館赤坂離宮

四ツ谷駅から歩いて10分のところにある迎賓館は、各国との首脳会談や、国賓との晩さん会などで利用されている外交の重要な舞台となっている場所です。

迎賓館

この場所は利用されない日は一般の見学が可能となっています。当日に整理券をもらっての入場もできますが、今回は事前にインターネット申し込みをして見学してきました。(整理券の配布が終了している場合でも、前庭のみは自由に見学可能です)

予約した時間になると入場可能ですが、ここでは空港と同じような手荷物検査が行われます。開封済のペットボトルは中身を飲んで異物が混入していないかの確認もあるので、入場までには少々時間がかかります。

そして画像の左下、白いテントの通路を通り、館内に入場します。

館内への入り口

館内は全面撮影禁止でした。ここには羽衣の間・朝日の間など豪華絢爛な宮殿みたいな作りの間が4つあります。

この4つの間で、共同記者会見や晩さん会などの行事が行われてきました。見学中は写真やアナウンスなどで、各々の場所についての細かい説明を聞くことができます。

全体的にヨーロッパ調という印象なんですが、七宝のだったり西陣織だったり日本らしい装飾もありました。国賓対応に使われる間だけあり、本当に見ごたえはあります。

シャンデリアや汚れ一つない鏡。天井画やイスなど、日本とは思えないような贅沢な空間が広がっていました。

見学は30分くらいで終わり、外側に出ると休憩場所のテントがあります。

休憩場所のテント

大きな噴水は水しぶきがすごくてカメラのレンズや眼鏡が濡れます。

噴水

庭の葉ボタンはきれいに並んでいました。

葉ボタン

出口へ向かう途中、お土産を買うことのできる建物があります。そこでは朝日の間にある、西陣織の紋ビロードに実際に触れられる展示などがありました。

今回は予約してきましたが、予約なしでも迎賓館の正面の庭を見ることが可能です。贅沢な気分を感じられる迎賓館。見ごたえ十分な、おすすめの観光スポットでした。

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