自然

【千代田区】日本初の近代的な洋風公園「日比谷公園」で紅葉を堪能!

日比谷公園

官庁街と歓楽街の間にあり、皇居とならぶ「日比谷公園」は、16万㎡を超える敷地と多種多様な植物が溢れる、まさに大都会のオアシスです。

しばし街の喧騒を忘れ、鮮やかな紅葉のなか、初冬の日比谷公園を歩いてみましょう!

にれの木広場

かつてこのあたりは日比谷入江と呼ばれ、東京湾から海がつづいていました。

江戸時代初頭に埋立てられ、多くの大名屋敷が置かれましたが、明治時代には陸軍練兵場となり、明治36年に「日比谷公園」が開園しました。

現在の皇居周辺のお濠は、当時の海の名残りなのです。ドイツ留学をした林学博士「本田静六」が造園に関わったため、ドイツ式庭園の要素が盛り込まれ、日本初の近代的な洋風公園となりました。

日比谷公園といえば噴水

大噴水

日比谷公園というと、噴水をイメージされる方も多いことでしょう。

日比谷門に近い大噴水は、公園のシンボル的存在の円形噴水で、直径30m、最高12mの水を吹き上げています。夜間は水しぶきをライトが照らし、ロマンチックに変身!

鶴の噴水もみじ

霞門に近い「雲形池」の中央では、鶴が翼を広げ、口から高く水を吹き上げる「鶴の噴水」があります。

鶴の噴水イチョウ

紅葉真っ盛りで、池のまわりを歩いていると、イチョウやモミジと、見る場所によって景色の色合いが変化していきます。

かもめの広場

霞が関側の西幸口、東京地方裁判所分室の跡地であった場所には「かもめの広場」があり、東京都の鳥「ユリカモメ」のオブジェが、しぶきの中を舞っています。

周囲は全国都道府県の木が植樹された「郷土の森」です。

洋風庭園のエッセンス

自由の女神像

第一花壇の「ペリカン噴水」や、バラの園に囲まれた「自由の女神像」、イタリアから寄贈された伝説の狼の「ルーパ・ロマーナ」像などのブロンズ像は、もっとも西洋的な魅力溢れる見所です。

小音楽堂

音楽好きな方には、「野音」と呼ばれている屋外の「大音楽堂」がおなじみでしょう。

公園の西北にあり、歴史に残る数々のコンサートや、各種集会などが行われてきました。(訪問時は補修工事中)

大噴水近くには「小音楽堂」があり、無料イベントのみが行われる野外ホールで、警視庁音楽隊や東京消防庁音楽隊のコンサートも行われているそうです。

日比谷公会堂

大音楽堂からは、「日比谷図書文化会館」「日比谷公会堂」がならびます。

日比谷図書文化会館

上から見ると三角形の建物が「日比谷図書文化会館」です。

7年前に千代田区立の複合文化施設となり、千代田区を中心とする書籍や資料が充実していますが、歴史や文化にまつわる展示も見応えがあります。

緑を眺められるカフェには楽しい雑貨の店もあり、地下にはレストランと充実した施設です。

大音楽堂近くには、緑の中でみどりについて学ぶことのできる「緑と水の市民カレッジ」があり、公園や緑地など緑に関する資料を集めた「みどりの図書館」も利用できます。

みどりに包まれランチタイム

松本楼

日比谷公園で食事といえば、公園とともに開業した老舗レストランの「日比谷松本楼」が有名です。

毎年恒例となった「10円カレーチャリティーセール」もおなじみですが、1階グリルのカジュアルな洋食のほか、本格フレンチも楽しめ、レストランウエディングも行えます。

1階のテラス席は自然に囲まれ贅沢なロケーション! 欲張りなかたには2つの伝統の味が楽しめる「ハヤシ&ビーフカレー」をおすすめします!

首賭けイチョウ

テラスの目前にそびえるのは、高さ約20m、樹齢は400年ともいわれる「首賭けイチョウ」とよばれる大木です。

明治32(1899)年、道路拡張のため伐採されそうになりましたが、本田静六が「自分の首に賭けてもイチョウを移植させる」と現在の場所に移したことから、「首賭けイチョウ」の名がつけられました。

ビアハウス

皇居に近い北側には、昭和24(1949)年創業のビアレストラン「Beerterrace 1949 HiBIYA SALON」、

フェリーチェガーデン

そしてガーデンウエディング会場の「フェリーチェガーデン日比谷」があります。

この建物、実は明治43(1910)年に公園の管理事務所として建てられたものだそうですが、ドイツ・バンガロー風のこんなロマンチックな洋館でのウエディング・セレモニーは、深く想い出に残ることでしょう。

過去から未来へ

心字池

有楽門へ向かうと、かつてのお濠の姿を残した「心字池」が現れます。「心」という文字を崩した形の池を心字池というそうで、鎌倉・室町時代の日本庭園の代表的な手法だそうです。

日比谷見附石垣

有楽門の脇には、江戸時代に築かれた石垣が残されています。

ここは「日比谷見附跡」といい、江戸城を守るための「江戸城三十六見附」のひとつだったそうで、今は石垣の一部だけが江戸時代の面影を伝えています。

東京ミッドタウン日々谷

有楽門を出ると、目の前は「東京ミッドタウン日比谷」。銀座・有楽町・丸の内へも徒歩10分ほどです。

日比谷公園の一番の魅力は、豊富な植物による四季の移ろいの美しさと、広々とした開放感ですが、最近は1年を通じて開催されている、ガーデニングや食などをテーマとしたイベントも人気です。

12月に入ると「クリスマスマーケット2018」も開かれるそうですよ!

スポーツステーション&カフェ

11月23日には、「公園から心身ともに健康的なライフスタイルをサポートする」をテーマに、アシックスの「スポーツステーション&カフェ」がオープンし、周辺でスポーツする人をサポートする拠点も誕生しました。

自然、歴史、文化、健康と、多面的な魅力広がる「日比谷公園」で、あなたも新たな楽しみ方を見つけてくださいね!