自然

【青山】黄金色のトンネルとなり美しい「明治神宮外苑いちょう並木」

パースペクティブ

おしゃれで大人の街「青山」も、晩秋には人並みのようすが変わります。

日射しを浴びて黄金に輝くいちょう並木を目指し、明治神宮外苑に多くの人が集まってくるからです。

並木と絵画館

新宿区と港区にまたがる「明治神宮外苑」は、明治天皇の業績を伝えることを目的に造られた庭園で、明治神宮が内苑とよばれるのに対し「外苑」とよばれています。

外苑にはさまざまなスポーツ施設や、結婚式場の「明治記念館」などもありますが、現在は2020年に向け「新国立競技場」をはじめとする周辺のスポーツ施設のリニューアルが進んでいます。

絵画館

外苑の中心的な存在の「絵画館(正式名称:聖徳記念絵画館」)は、明治天皇の生涯にまつわる貴重な資料の絵画を展示している美術館ですが、いちょう並木は青山通り側から絵画館前の噴水近くまで連なっています。

いちょうは「東京都の木」でもありすが、天に向けてすくっと立ついちょうが並ぶ景観は、東京都が誇る黄葉スポットです。

外国人観光客

いちょう並木は、青山通りの東京メトロ・都営地下鉄大江戸線の青山一丁目駅と、外苑前のちょうど中間のあたりからはじまります。

明治41年(1908)、大正から昭和にかけて活躍した造園家の折下吉延(おりしもよしのぶ)の設計により、新宿御苑のいちょうのギンナンから育った木が、明治神宮の中で育てられ、大正15年(1926)明治神宮外苑創建された際に外苑にいちょう並木として植えられました。

現在は樹齢100歳を超える大木が、300mに渡り150本ほど並んでいます。

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いちょうの木の美しさは、黄葉の時期ならなおさらですが、この並木は絵画館を中心に美しく見えるよう、道の勾配による木の高さが計算されているのだそうです。

青山通りから絵画館に向かう左手には、カフェやレストランも並んでいます。

「ロイヤルガーデンカフェ青山」は、食事といっしょに店内で焼いたパンも楽しめます。2階席もあるので、通りを眺めながら過ごすことができます。

キハチ

その先には、国籍を超えたおいしい料理では老舗といえる存在の「キハチ 青山本店」があります。外苑というロマンチックなシチュエーションなら、さらにおいしいランチやディナーになりそうです。

シェイクシャック

カジュアルにという方には、今日本でも一番知名度の高いハンバーガーショップとなった「シェイクシャック 外苑いちょう並木」もありますよ!

どのお店も寒い季節には、テラス席に暖房も用意されているので、いちょう並木や行き交う人を眺めながら過ごすのにはぴったりですね。

ベンチ

歩道沿いには、クラシカルな絵になるデザインのベンチが並んでいます。こちらに座って、いちょうを眺めるのもステキ! 時間が経つのも忘れてしまいそうです。温かい飲物など持って、出掛けましょう。

散歩道

ここからはちょっと脇道に入ってみましょう。

いちょう並木の先には「外苑いちょう並木噴水池」がありますが、この信号の手前を赤坂御用地方面入って行くと静かな一画が広がり、並木通りの喧騒を忘れて散歩を楽しめます。

御観兵榎

奥に進むと「御観兵榎(ごかんへいえのき)」という木が植えられています。

外苑という場所は、明治の頃は兵隊が訓練をする「青山練兵場」でしたが、こちらで明治天皇が式典をご覧になるとき、天皇の御座所がある榎の大木の西側に設けられていました。その木が「御観兵榎」とよばれ、保存されているのです。

平成7年(1995)の台風で倒れてしまい、現在の榎は二代目だそうです。

いちょうのトンネル

秋が深まり、黄葉したいちょうの葉に囲まれる歩道は落葉に覆われ、黄金のトンネルとなります。

多くのヒットしたテレビドラマにも登場してきましたが、ここではあなたがドラマの主人公気分に浸れます!

TEPIA先端技術館

いちょう並木とは雰囲気が変わりますが、外苑の中には産業や地球環境における問題を解決するための最先端技術を紹介する「TEPIA 先端技術間」があります。

最新テクノロジーが、楽しく分かりやすく説明されているので、遊びながら学べます。入場無料なので、気分転換にどうぞ!

絵画館前では毎年11月から12月にかけては、ご当地グルメの屋台が並び、楽しいイベント盛り沢山の「神宮外苑いちょう祭り」や、ライトアップも行われ、賑わいも最高潮になります。

いちょう祭り

青空に向かい立ち並ぶ、いちょう並木の美しさを鑑賞したいなら早朝に。落葉を踏んで、しっとり散歩を楽しみたいなら夕暮れにと、時間帯での変化も楽しんでみる価値ありですよ。

時間によって気温の差も激しいので、防寒対策も万全にしてお出かけてください。